VBA 範囲またはセルのオフセット
Last updated on 4月 24, 2022
Offset プロパティは、指定された入力セルまたは範囲からの相対的なセルまたは範囲を得るために使用されます。
Range オブジェクトで Offset を使用する
セル A1 が入力範囲である場合、セル B2 を選択するために、Range オブジェクトとOffset プロパティを利用して次のコードが使えます。
Range("A1").Offset(1, 1).Select
結果は次のようになります。
構文を確認してみましょう。
Range.Offset(RowOffset、ColumnOffset)
正の整数は、Offsetに下と右に移動するよう指示します。負の整数は、上と左に移動します。 Offset プロパティは常に入力セルまたは範囲の左上のセルからカウントを開始します。
Cells オブジェクトで Offset を使用する
次のコードは、Cells オブジェクトと Offset プロパティを使用して、セル D4 が入力された場合にセル C3 を選択します。
Cells(4, 4).Offset(-1, -1).Select
セルのグループを選択する
Offsetプロパティを使って、セルグループを選択することもできます。次のコードは、入力範囲Range(“A1:A5”)の下7行、右3列の範囲を選択するものです。
Range("A1:A5").Offset(7, 3).Select
Range(“D8:D12”)が選択されました。