VBA ファイル/ワークブックを削除する

Written by

Mel Jenkins

Reviewed by

Steve Rynearson

Translated by

masahiro yoshida

Last updated on 6月 8, 2022

VBAでは、Killコマンドを使用して、既存のファイルを削除することができます。このチュートリアルでは、特定のファイルまたは複数のファイルを削除する方法について説明します。

ファイルをコピーしたり、名前を変更する方法を学びたい場合は、このリンクをクリックしてください:VBA ファイルをコピーする

VBAで1つのファイル(またはワークブック)を削除する

ここでは、VBA Folderというフォルダーの中にあるSample file 1.xlsxというファイルを削除する方法を紹介します。ファイルのあるフォルダは、現在は画像1のようになっています。

vba-delete-file

画像1. 1つのファイルを削除する

以下は、そのファイルを削除するコードです。

Kill "C:\VBA Folder\Sample File 1.xlsx"

このコードを実行すると、VBA Folder からSample File 1.xlsxというファイルが削除されます。結果は画像2のとおりです。

vba-delete-file-result

画像2. C:\VBA Folderからファイルを削除する

フォルダーからすべてのExcelファイルを削除する

同じコマンドで、フォルダからすべてのExcelファイルを削除することができます。ファイル名の代わりにアスタリスク(*)を付けるだけです。アスタリスクはあらゆる文字列を置き換えます。以下はそのコードです。

Kill "C:\VBA Folder\*.xlsx"

画像3のように、Folder VBAのExcelファイルがすべて削除されます。

vba-delete-all-files

画像3. C:\VBA Folderから全てのExcelファイルを削除する

vba-free-addin

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