VBA – ワークブックの新規作成 (Workbooks.Add)
このチュートリアルでは、VBAを使用して新しいワークブックを作成するための様々な方法を紹介します。
新しいワークブックを作成する
新しいワークブックを作成するには、Workbooks.Addを使用します。
Workbooks.Add
新しく追加されたワークブックは、アクティブワークブックになります。次のコードで確認できます。
Sub AddWB()
Workbooks.Add
MsgBox ActiveWorkbook.Name
End Sub
新しいワークブックを作成して、オブジェクトに割り当てる
ActiveWorkbookオブジェクトを使用して、新しいワークブックを参照することができます。これを利用して、新しいワークブックをオブジェクト変数に代入することができます。
Dim wb as Workbook
Workbooks.Add
Set wb = ActiveWorkbook
しかし、ワークブックが作成されたときに、すぐに変数に代入する方が簡単でよいでしょう。
Dim wb As Workbook
Set wb = Workbooks.Add
これで、新しいワークブックを変数名で参照できるようになりました。
MsgBox wb.Name
新しいワークブックを作成して、保存する
また、新規にワークブックを作成し、すぐに保存することもできます。
Workbooks.Add.SaveAs Filename:="NewWB"
この場合、ワークブックは.xlsxファイルとしてデフォルトフォルダ(例:マイドキュメント)に保存されます。 代わりに、ワークブックを保存するためのガイドを使用して、保存先をカスタマイズすることができます。 これで、ワークブックを名前で参照できるようになりました。
Workbooks("NewWB.xlsx").Activate
このコードで「NewWB.xlsx」をアクティベートします。
新しいワークブックを作成して、シートを追加する
ワークブックを作成したら、それを編集することができます。ここでは、新しいワークブック(ActiveWorkbookと仮定)に2つのシートを追加する例を示します。
ActiveWorkbook.Worksheets.Add Count:=2